前回牡蠣ラーメンで貝出汁に開眼してしまったのでまたラーメンを作った。
スープに貝を使うと乾物には出せない濃厚な風味とうま味が出せる。
手軽でうまいラーメンを作るにはもってこいの素材だ。
こりゃ煮干しとか言ってるじゃねえぞ!(大好きだけど)
ということで今回は最近よく見るホンビノス貝を使ってみた。安いし。
合わせるダシは昆布、鶏だけでシンプルに。
今回も帰宅後1時間で作ってさくっと食べられるレシピを模索する。
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近所の友人にお手製の牡蠣のアヒージョをいただいた。
なんでも広島の親戚からたくさん牡蠣を送ってもらったそうで。
友人宅にお邪魔した時にご馳走になり余って食べきれないからということでお土産にもらってきたのだ。
ただうちの嫁さんと子供は牡蠣が苦手。
仕方がない。それなら自分が喜んで全部引き受けよう。
アヒージョはもう友人宅で十分堪能したのでこれをアレンジしラーメンにいれてみよう。牡蠣を贅沢に使ったラーメンだ。
アヒージョをラーメンに・・・?と思われるかもしれないが、以前カップヌードルのアヒージョ味なんてのも販売されてたようだから味の方はきっと問題ない。(食べたことないけど)
ということで前回に引き続き今回も1時間でさくっと作ってみよう。
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※この記事には最新版のレシピがあります。(2017/02/23)
うちは共働きだが、平日は帰宅が早いので妻が晩御飯を作ってくれる。(代わりに土日は自分が作る)
ただ妻が忙しいときは夕方頃に「今日は外で食べてきてください」というLINEが届く。
こういう日はたいてい好きなラーメン屋に寄って帰る。
先日も忙しいとのことで妻から件のLINEがきた。
しかし、自分も残業があって最寄り駅につくと夜の11時を回りそう。
煮干しが効いた醤油味のラーメンが食べたい気分だったがこの時間だと帰り道にそういうラーメンを出す店はもうやってない。
しかし煮干しへの欲求は抑えられない。胃袋が煮干しを欲している。
と、少し前に打った中華麺が冷蔵庫に残っていたこと思い出した。
しういえば煮干しもまだたくさんストックがあったな。
それじゃ家で作ってみるかと。
もう遅い時間なので家にある材料で短時間でパパッとつくりたい。
しかし煮干しダシは濃いめにしっかり取りたい。
ということで1時間以内でどこまで美味しい煮干しラーメンが作れるか試してみることにした。
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牛すじを煮込むとなれば自分の実家では味噌味と決まっていた。
しかも赤味噌だ。いわゆるどて煮というやつだ。
父親が愛知出身だったからだが母親は牛すじを買ってくると赤味噌で煮込んでいた。
自分もこれを引き継いで普段は味噌味で作る。
だが醤油ベースで煮込む地域もあるようだ。
醤油味の煮込みは関東でもよく見かけるし別に特別な味ではないが、先日TV番組で兵庫県出身の柔道オリンピックメダリストの篠原さんが「ぼっかけ」という地元の牛すじ煮込みを紹介していた。醤油味で甘辛く煮込んだ牛すじ煮込みらしい。
具は牛すじとこんにゃくだけ。シンプルさがよい。
神戸・長田の名物らしくうどんにトッピングして提供する「ぼっかけうどん」というのも名物らしい。
ごはんにのせてもうまそう。
ということでこのぼっかけを参考に醤油味の牛すじ煮込みを作ってみよう。
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年末に購入したニトスキ。
ピザとアヒージョを作って以来その小ささゆえイマイチ使いどころを見いだせずその後使う機会がなかった。
このまま冬が過ぎたら存在自体も忘れそうなのでもっと積極的に使わねば。
ということでグラタンでも作ろうかと。
牡蠣のグラタンもいいなーと考えながら近所のスーパーに行ったら脂が乗ってうまそうな生鮭の切り身が売っていたので3切れほど買ってきた。
ニンジンと玉ねぎ、ブロッコリーが家にあったので鮭のグラタンを作ろう。
続きを読む「ラーメン二郎はラーメンではなく二郎という食べ物だ」
というラーメンマニアの間で有名な言葉がある。
じゃあ、「担々麺」はどうだ。
あれはラーメンと呼んでいいのだろうか?
少し前に某グルメ投稿サイトであるカキコミを見た。
「ラーメンを食べたいって気分の時に担々麺は選択肢に入らない」そんな内容だった。
それ、すごくわかるわー、と思った。
矢野顕子さんも多分わかってくれると思う。
担々麺には中華スパイスの痺れや辛さ、ゴマの香り、油が混然一体となって攻め込んで来る他のラーメンにはない独特の重さがある。
丼ぶりに広がる荒涼とした赤茶色のスープに浮かぶ具はチンゲン菜にひき肉ぐらいで逃げ場は少ない。
こちらも「いざ食わん」と腹を決めて覚悟して臨まないとやられる。
まあやられはしないけどそこには戦いがある。しんどい。
聖徳太子は言った。和を以って尊しとなす、と。
ラーメンに求められるのも戦いではなく和の心ではないだろうか。
そもそも四川料理人の陳県民氏が汁無し麺を日本人の口に合うように辛さを和らげて改良されたのが担々麺のルーツらしい。
もともと四川料理の麺料理のひとつという位置づけだったのだ。
そういう歴史的観点から見ても、戦前に日本に渡ってきて日本の食文化に根付き混ざり合い長い時間をかけて徐々に進化してきた「ラーメン」の系譜とは少し毛色が違う気がする。
しかしラーメン自体が多種多様化するこのご時世。ラーメン専門店のメニューに担々麺の名を見かけることが多いのも事実。
だとすると担々麺は世間一般的にはもう既にラーメンとして市民権を得ているのかもしれない。
となると川崎発祥の「ニュータンタンメン」もやはりラーメンと呼んでよいのだろうか。はたまた激辛マニアに愛される「中本」はどうなんだと・・・
・・・・・・
うーん、もうどっちでもええがな。
前置きが無駄に長くなってしまったが急に担々麺を食べたくなる時がある。
先日久しぶりに担々麺スイッチが入ったので赤坂の有名店「希須林」に行った。
注文したのは普通の担々麺。
スープを一口飲むと芝麻醤のまろやかなゴマの風味の中に程よい辛さを感じる。
鶏がらに豚骨も使われているのだろうかベースのスープにしっかりとしたコクがある。
そして炒めたもやしとニラがたっぷり入っていてシャキシャキ。
これがこってり感と辛味を中和してくれる。
ラー油と花椒も抑え気味だから一般的な担々麺と違って食べててツラくない。
むしろ優しい。
ランチタイムは無料の白飯をスープと一緒にかき込むとこれまたうまい。
麺は中細麺で柔めの茹で加減だったが全体的に丁寧に作られた担々麺でおいしかった。
日本人向けにチューニングされ計算して作られた一杯だと思う。
少々ハードルは高いが今回はこいつをお手本に担々麺を自作してみることにする。
中華鍋を強火であおってパラッと仕上げられた中華料理屋のチャーハンはうまい。
でも麺好きの自分は中華屋さんに入れば90%位の確率でラーメンを選ぶのでチャーハン単品ではほとんど注文しない。
ランチメニューで半チャーハンがつくラーメンのメニューがあれば時々頼むのだが単品でチャーハンだけってのはなんだか物足りないというか。
はじめはおいしくてもだんだん食べ飽きてくるんだよね・・・。
添え物としてスープはついてくるんだけど、やはり汁に麺が入ってる方が好きだ。
そんな自分でも「あんかけチャーハン」は時々注文する。
職場近くの「龍府」という中華屋のランチメニューにスタミナチャーハンというメニューがある。
ここのチャーハンはなんてことないシンプルな味付けだが、これに豆板醤とニンニクが効いたとろみがついた具沢山なスープがどっさりかけられている。
あっさり味のチャーハンと辛いあんかけのコントラストで食べ飽き感がない。
何よりチャーハン+炒め物が一皿で楽しめるという一粒で二度美味しいデラックスな発想がたまらん。
これを家でも似せて作ってみようと思ったが息子が小さいので辛い料理は食卓に出せない。
なので子供でも食べられる優しい味のあんかけチャーハンを適当に作ってみたら思いのほか美味しく家族にも好評だった。
それ以来時々作るのだが忘れないようにレシピに残しておく。
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一度は食っとかないと、と前から気になっていた某高級うどん店@六本木店に行った。
店内に入るとインカム&黒服をキメたスタッフーのオニーサンが来店客を華麗に席に誘導している。
さすがギロッポンの人気店。シャレオツ。平日の15:00前なんだけど客足が絶えない。
そんでメニューを見るとほとんどが1000円以上というセレブ向けな価格設定。
知ってはいたけどビビる・・・これうどんだぜ。
迷ったが人気No1という「明太子あんかけ卵とじうどん」を注文した。
しばらく待つと無駄にでかい鉢に入ったうどんが提供された。
フチ子を100人くらい並べられるんじゃないかっていう。
盛り付けがとても綺麗なビジュアル系うどんだ。
※ちなみに上の写真はそのお店のうどんではない。
本物はこんなかんじの黒い器に盛られて出てくる。
うどんの味はあんかけダシに柚子が香る優しい味で素直にうまかった。
京風うどんというのか湯葉が入ったりと今まで食べたことありそうでないタイプ。
ほかのメニューもうまそうだったしまた食いにいきたいと思うが懐事情も考えると頻繁には行けない。
なので今回はこのうどんを家で作ってみた。
さてどこまで近づけられるか。
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