【レシピ】牡蠣のアヒージョラーメン
近所の友人にお手製の牡蠣のアヒージョをいただいた。
なんでも広島の親戚からたくさん牡蠣を送ってもらったそうで。
友人宅にお邪魔した時にご馳走になり余って食べきれないからということでお土産にもらってきたのだ。
ただうちの嫁さんと子供は牡蠣が苦手。
仕方がない。それなら自分が喜んで全部引き受けよう。
アヒージョはもう友人宅で十分堪能したのでこれをアレンジしラーメンにいれてみよう。牡蠣を贅沢に使ったラーメンだ。
アヒージョをラーメンに・・・?と思われるかもしれないが、以前カップヌードルのアヒージョ味なんてのも販売されてたようだから味の方はきっと問題ない。(食べたことないけど)
ということで前回に引き続き今回も1時間でさくっと作ってみよう。
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材料
今回使う牡蠣のアヒージョ。
すでに一度火が通った状態なのに大粒でぷっくらしている。
さすがは広島産。
牡蠣には貝類に多く含まれるコハク酸をはじめグリコーゲンやグリシンなどうまみ成分やミネラルが豊富に含まれているらしい。
今回スープにはグルタミン酸を含む昆布、イノシン酸を含む干ししいたけの乾物ダシだけを使いうまみとコクを増幅させたい。
ただ今回は牡蠣の風味を消さないよう他の具材は最低限に絞りなるべくシンプルにする。
<スープ>
牡蠣のアヒージョ 7粒
昆布の耳 4枚
干ししいたけ 2枚
濃口しょうゆ 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
岩塩
黒こしょう
<トッピング>
青ネギ 4本
鷹の爪の輪切り 少し
しょうが 1かけ
<麺>
マルタイ棒ラーメン 1袋
スープを作る
まずは水750ccに昆布と干ししいたけを入れて20分ほど水だし。
火にかけふつふつと沸騰してきたら昆布は取り出す。
入れ替わりに牡蠣4粒を投入し弱火にして牡蠣のダシを抽出していく。
牡蠣の残りの3粒は焼くので取っておく。
オイルの底に沈んでいた牡蠣の成分やニンニクやスパイスも一緒に入れる。
アヒージョのオイルも香味脂として使うが量はスープ全体に薄く油膜がかかるくらいがいいかな。
牡蠣を入れて10分ほどしたら、しょうゆ、酒、みりんを大さじ2ずつ入れ、その後、味見をしながら岩塩で味を整える。
最後にブラックペッパーを入れてスープ完成。
この時点でもうめちゃめちゃ旨い。
仕上げる
残った牡蠣3粒は香ばしく焼くことにする。
熱したスキレットに牡蠣を投入し両面きつね色に焼き色がつくまで焼く。
牡蠣を入れた瞬間にジュウっという音と牡蠣の芳醇な香りがぶわっと広がった。
たまらん。
青ネギはだいたい4cm幅に切った。
根元の白い部分は小口切りにした。
平行してお湯を沸かしておき、沸騰したら麺を茹でる。
細麺が合いそうだったのでマルタイの棒ラーメンの麺だけ使用する。
白いフライパンで茹でてるので見づらいけど麺を茹でております。
茹で時間は2分で。
麺が茹であがる直前に牡蠣スープを丼ぶりに注ぐ。
そしてお湯を切った麺を泳がせて、茹で牡蠣、焼き牡蠣、青ネギ、スープに使った干ししいたけもトッピングし完成。
最後に小口切りにした青ネギの白いところと輪切り唐辛子もぱらり。
完成。
ゴールドに輝くスープ。牡蠣が7つも入ってるんだぜ。
あまりの豪華さに焦ってネギをのせる位置を間違えた。
しかし今回は調理済みのアヒージョを使ったので楽ちんだった。40分程でできた。
スープは和でもスペインでも中華でもない面白い味わい。
でも牡蠣のダシが濃厚なので不思議とうまくまとまっていてうまい。
こういう方向性のスープならオリーブオイルは香味油として十分使える。
そして焼き牡蠣。ジュンジュワ~っと香ばしい。
途中でおろしショウガを加えてみると風味が変わってこれまた合う。
まぁアヒージョ自体がおいしかったからってのもあるがこんな短時間でシンプルな調理方法でもしっかりダシがきいたラーメンになった。
前回いろいろと試行錯誤したのがアホくさくなるわ。
改めて牡蠣はすごい食材だと思った。
なにしろオイスターソースなんて調味料が出来るくらいだもんな。
ごちそうさまでした。
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