夏のテレワークとソーキそば
テレワークってやつが再始動した。
昼飯は自分でつくって食うしかない。
ってんで余ってた小麦粉で麺を打った。
前日、近所のスーパーでスペアリブが安売りしてたんだ。
ごそっと1.5kg、せしめた。
こいつを使ってたまには沖縄そばでもやってみるか。
肉が主役のソーキそばでいこう。
と、ひらめいた。夏だしな。
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てことで、ソーキそばっぽい麺を打つ。
はるゆたか、小麦たんぱく1%、蒙古王かんすい1%弱、塩(ゲランド)1%強、加水率42%。パスタマシンで1.5mm x 3mmの平太麺に仕上げた。
テレワークの昼休憩を使い、巻きで1時間以内で打った。勤務時間厳守の社畜だ。
続いてダシを作る。もち、仕事をしながら。
ダシのメインはスペアリブだ。
半額だったスペアリブはパックに血が染み出してたので、そのまま煮ると臭くなりそう。なので今回は5分ほど下茹でした。
茹でこぼして、水洗いし、血を絞ったら真っ白な肉塊になった。
その真っ白なスペアリブを洗った鍋に戻し、水2リットル強、しょうがスライス、ネギの青いとこ、昆布、酒を鍋に適当に放り込み、弱火でフツフツとやる。
2時間後。
こんなもんか。
さっぱりさせたいので浮いてきた脂は8割方すくい取った。
スペアリブを取り出して、別鍋にスペアリブと茹で汁400ml位を入れて、そこに濃口醤油、酒、三温糖をたっぷり放り込み、中火で煮詰めていく。
40分ほどグツグツさせ、おもむろに固茹でのゆで卵を放り込む。
最後にみりんをまぶしてテリを入れたら、素敵なソーキっぽいやつ(SS)が完成した。
スペアリブの茹で汁の残り、1.5リットルを使い、ダシ汁を作る。
さば節あじ節と花かつお、それぞれひとつかみを、茹で汁の鍋にほうり込む。
濾してから、味を入れていく。
味はシママースっていう沖縄産の塩を小さじ5、薄口しょうゆ小さじ2、味の素小さじ2、三温糖小さじ1くらい。
ダシはできた。
仕上げよう。
麺を4分茹でて、ソーキ、ネギ、紅生姜、かまぼこなどをぽいぽいとトッピングし完成。
麺は狙ってた食感とズレてコシが強い。
沖縄そばとしては食感がしっかりしすぎた。
小麦たんぱくはいらなかったかも。
ダシは息子にはウケたみたいで完飲してた。
しかし自分と妻には塩気が強くて、少しカラかった。
もうちょい塩弱めで、カツオを強めにきかせた方がよかったかな。
コーレーグースを買い忘れてたのが残念。
ともあれソーキそばはいいな。やっぱり。
そんなことを思いつつ、おつまみソーキをカラシでやっつけた。ビールを飲みながら。
おそまつさまでした。